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日々 ; 2013年5月5日

マッターホルンを臨む

  • マッターホルンを臨む

あの雲は何故、わたしを待つのか。春のスイスへ。

今年のゴールデンウィークは少し長めに休みをいただいてスイスとフランスに旅行に。

スイスは、マッターホルンが臨めるツェルマットという町に行くのが目的でした。
パリからスイスのジュネーブへ行き、電車を乗り継いで3時間くらい。スイスは本当に美しい国で、車窓からの眺めも絶景!たまに、えらい崖の上を走っていることもあり、ぼんやり外見てるとツェルマットに到着。

ツェルマットは、自然保護に配慮して自動車の乗り入れは禁止されているので、観光客のほとんどは電車で行くことになる。ツェルマットの町中を走っているタクシーも、小さな電気自動車か馬車。

そのツェルマットから、さらに高い展望台に登り、マッターホルンを拝みに行きます。
オレンジ色をした、ラックレールの登山鉄道に朝から乗車。車内アナウンスはドイツ語と、驚くことに日本語(ツェルマットは日本後表記が多かった)。途中いくつかの駅に止まりながら、所要時間は40分程度で終点のゴルナーグラート展望台に着いた。

パッパ・パーーーと、展望台にはハイジのオープニング的なゆるいホルンの音がスピーカーから流れてて、そこはやっぱりTHE・観光地です。かなり高地なのに、記念撮影用のスイスな犬(小さな樽を首に巻いた)もいたりで。

とはいえ、なかなかこれほどの迫力ある景色は見られません。
雄大で美しい景色をじっくり堪能してきました。

スイスは、ジュネーブとローザンヌにも少し立ち寄りましたが、どちらもとても町の景色が美しく、町歩きが楽しくて、もっと時間をとればよかったと後悔しました。

あと、とにかくスイスの人は優しかった。
宿泊するホテルのフロントを間違えて困ってたら、通りすがりのおじさんが割と離れたところの正しいフロントまで連れてってくれたり、バスや電車でも目的地へのルートを誤りそうなときには、丁寧に教えてくれた。
そのほか、どんだけいろいろ困るんだ、というたびに親切にしてもらった。
たぶん、外国旅行者なれしてて、困ってる人をよく見るからだろうけど、とはいえ有り難かった。